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リーダー研修が盛況でも、リーダーが育たない理由(37)

2022年04月12日

■優秀な学生は、優秀な担当者として成功する。

 勉強を通して身につけた能力を仕事に応用することができれば、とても有能な社員になるはずです。

 勉強は先生から教えてもらうにしろ、試験は自分自身の努力の結果です。つまり個人能力の発揮による成果です。

 試験は、提示された課題に対して自分一人の能力を発揮して正解を導く作業です。

 会社員に求められる「課題解決能力」である「理解力」「判断力」「決断力」も基本的には担当業務の遂行を前提とした能力です。

 社員は、上司から与えられた「仕事=課題」に対して「遂行=達成」することを求められます。上司が指示した仕事をよく理解し、状況を判断しながら、実行を決断することは、試験に似ています。

 与えられた多くの仕事を、期限内に一人の力で確実に遂行し結果を出す社員は、労働生産性が高く組織における人材活用の効率性が高いため高評価を得ます。

 会社としては、効率よく仕事ができる社員を求めるので勉強のできる学生を採用するのでしょう。

 学生時代に勉強がよくできた社員は、一人の優秀な担当者として成功しやすいといえるでしょう。 

≪続く≫

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株式会社メッツ・コンサルティング  代表取締役 新井 陽二


リーダー研修が盛況でも、リーダーが育たない理由(36)

2022年04月09日

■成績優秀でコミュニケーションが苦手な人。

 試験で高得点を取るには、勉強に多くの時間を使う必要があります。成績優秀な学生は、子供の頃から熱心に勉強を続けているはずです。

 その結果、中学校、高校、大学と志望する学校(「多くの人が受験する」「人気がある」「有名な」「競争率の高い」「難関校」)に合格しました。

 多くの時間を勉強に費やした成果です。

 会社員の能力評価には、基本的能力である「知識」「技能」、精神的成熟能力である「課題解決能力」と「対人対応能力」があります。

「知識」と「課題解決能力」は、前回説明しました。「課題解決能力」の「理解力」「判断力」「決断力」について書きました。

 他にも「創意工夫力」「企画力」「開発力」がありますが、文脈から説明していません。

 「対人対応能力」は、「表現力」「折衝力」「渉外力」とあり、コミュニケーション・スキルに該当します。

 更に「指導監督力」「管理統率力」とあり、マネジメント・スキルに該当する能力です。精神的成熟能力といわれるように、習熟度合いによって難易度が資格等級別に設定されます。

 「対人対応能力」は、会社員になって求められ開発される能力というよりは、その基礎的な部分は子供の頃から社会に出るまでに学ぶ機会があり、習得可能な能力です。

 自分が伝えたいことを相手に的確に伝えること。自分の考えを相手に伝え、理解・納得させること。相手に協力、理解をさせられること。

 これらは、仕事では必須の能力ですが、子供のころからの人との交流を通じて体験から学んでいることです。

 子供の頃はそんな能力があることも知らないし、「できるようになっている」という自覚もないほど身近なことです。

 しかし、会社に入ってその「能力」が評価されるとなると、自分にその能力がどの程度あるのか考えてしまう人も多いのではないでしょうか。

 お気づきの通り、「対人対応能力」は、リーダーにとって不可欠な能力です。 

 「コミュニケーションが苦手」という若い社員がとても多いです。

≪続く≫

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株式会社メッツ・コンサルティング  代表取締役 新井 陽二


≪速報≫ 【大人の学習塾】始めます!

2022年04月06日

 【大人の学習塾】は、社会人を対象としたスクール事業です。

『SRT営業商談塾』開講!! Sales Roleplaying Training

~商談技術をロールプレイングで身につける講座~

1.目的と特長

 全6回の講座で商談のやり方を基本から応用まで段階的に確実に身につけます。講師、参加者が、営業役と顧客役に分かれて繰り返し商談練習をおこないます。

 あなたが扱っている商材で商談練習をおこなうので、実践的で明日からの営業活動で効果が出ます。

 参加者からたくさんの助言をもらい、時に注意され、商談の技術を磨きます。みんなで商談上手になりましょう。

2.対象者

〇会社で商談のやり方を教えてもらえない若手営業。

〇営業職への転職・求職希望で商談を学びたい方。

〇独立・起業で成功するために商談力を磨きたい方。

3.実施要領

(1)日 程  2022年7月開講予定。月2回×3ヶ月:合計6回受講。

       第1,第3日曜日。1回当たり2時間(15:00~17:00)

(2)講師  株式会社メッツ・コンサルティング 新井 陽二

(3)会 場  船橋市内

(4)定 員  18名まで

(5)参加費  19,800円(消費税別)

4.学習内容

(1)営業という仕事とは

(2)営業学習の進め方

(3)営業の成長モデルと4つの営業法

(4)「お伺い営業」の商談法~商談の基本型~

(5)「説得営業」の商談法~セールス・トークのつくり方~

(6)「提案営業」の商談法~お客さまのニーズに対する提案方法~

  詳細は、決定次第追って公開いたします。

以上

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リーダー研修が盛況でも、リーダーが育たない理由㉟

2022年04月02日

■正解を解答する過程で、仕事に必要な能力が身についていく。

 優秀な学生の特長の一つは、試験で高得点を取れることです。難易度の高い問題に対して正解を導きだせるということは、能力が高いということです。

 ビジネスパーソンでいえば、与えられた「課題に対応する能力」に該当します。情報を収集して分類、整理、統合して課題達成の方法を考えたり、問題の本質、原因を究明し、解決を図る能力です。

 試験では、問題を「理解」して状況を「判断」し、正解を「決断」し解答します。これらを練習問題や模擬試験、本試験において繰り返し体験し、能力を身につけています。

 どれかが欠如していたり、未熟または発揮できないと、試験では高得点は取れないはずです。

 この理解力、判断力、決断力は、それぞれ「課題対応能力」の評価要素です。

 学生時代に勉強で身につけた「理解力」「判断力」「決断力」を仕事に応用、発揮することで、仕事ができるビジネスパーソンになることができます。

「理解力」・・・仕事の状況や状態を的確に把握する能力。

「判断力」・・・情報を取捨選択、情報の比較等して仕事の手段、方法を決めたり、変化への適切な適応処理ができる能力。

「決断力」・・・仕事の目標を達成するために、数ある代替案の中から有効なものを選び、決定、実施する能力。

 課題対応能力は、仕事の経験を通して段階的に習熟していくので習熟能力といいます。能力が評価されることで昇級していきます。 

 ≪続く≫

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リーダー研修が盛況でも、リーダーが育たない理由㉞

2022年04月01日

■勉強で身につけたことを仕事で応用できる人は、会社で成功する。

 学生時代の勉強で得た知識が今の仕事に直接役立つことは、あまりないかも知れません。しかし、学生時代に勉強で得たものは知識だけではありません。

 能力評価の要素の一つに「専門知識」があります。本人の等級に期待され求められる知識です。

 この「専門知識」は、自分が所属している部門や担当業務、自分が該当する等級によって必要な知識と求められるレベルが異なります。

 仕事をするのに業務知識が必要であることはわかりますね。業務に必要な知識と学校で学んだ知識が直結しないことを理由に「学校の勉強は役に立たない」という短絡的な判断をしてしまいます。 

 しかし、熱心に勉強して結果を出してきた人は、知識を早く確実に身につける経験と技術をもっているでしょう学校で学んだ膨大な知識は、どのように習得したのですか?

 仕事は、年々複雑になり専門性が高まっています。業務には常に新しい知識が求められます。資格取得は学校の試験勉強と同じです。しかし、仕事しながらの勉強はとても大変です。

 したがって、「専門知識」は、勉強が得意な人が評価を上げやすい要素です。効率的な勉強方法を学生時代から身につけている人は、とても有利です。

 「資格取得」が昇級の条件という会社は、たくさんあります。 

≪続く≫

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