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リーダー研修が盛況でも、リーダーが育たない理由⑤
誰に、どのようなリーダーシップを求めますか?
研修を選ぶにも、研修を設計するにも必要な仕様項目です。リーダーシップは、働く人々すべてに求められる能力です。
リーダーシップは、「人に対する影響力」です。仕事は一人ではできませんし、人に無視されては仕事になりません。誰だって、少なからず人に影響を与えていますし、よい影響を与える必要があります。
総論を学ぶだけではスキルアップになりません。「指導力」や「折衝力」などの各論を設定すると「いつ」「誰に」「どのような」リーダーシップを発揮して「どんな」成果を出すか、といった具体的な研修プログラムを設計することができます。
研修プログラムには、「階層別研修」があります。業務担当者、係長、課長、部長などの職位毎にプログラムが分かれていますので、選びやすいですね。
しかし、あなたの会社に必要な研修かどうかは、よく検討する必要があります。ヒントは、あなたの会社の職能等級資格要件や能力要件にあります。研修内容が自社の社員教育に合っているか、確認しましょう。
研修会社のパッケージ商品だと合わないことも多いので、その場合は自社版の研修を設計する必要があります。
職能等級、資格の要件や能力要件、評価要素や定義、着眼点などは会社は違えども実際には似たようなものが多いです。
それでも受講生からしたら、自分の資格・等級に求められる要件や自分が評価される能力が開発される研修の方が、現実的で実践的と感じてモチベーションが上がるはずです。
そうなると、やっぱり自社版のオーダーメードの研修がよいのではないでしょうか。
人事制度と研修の関係でいうと、そういうことですが、もう一つ大事なことがあります。
「経営戦略と人事戦略をリンクさせろ」という言い方があります。競争市場で「経営戦略は各社違う」ということは当然ですね。
その戦略を遂行するのは社員です。
したがって、人事は「戦略の遂行に必要な社員を採用」して、「戦略を遂行できる社員を育成」する必要があるのです。
ということは、育成の方法である研修は他社と同じではいけない、ということになります。基本的なことは同じように学び、レベルを上げることに問題はありません。
しかし、他社の社員と「同じように考え」「同じように働き」「同じような成果」を出す社員ではいけません。その社員が働いた結果は、他社と同じかそれ以下になる可能性があります。
何より、わが社の戦略が遂行できません。
そう考えると、共同開発によるオーダーメードの研修プログラムが必要ではないでしょうか。
あなたは、会社の戦略を遂行するような働き方をしていますか?
≪続く≫
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会社がもっとよくなるお手伝いをしています。
○よい会議(Meeting)をしましょう。
○よい教育(Education)をしましょう。
○よい道具(Tool)をつかいましょう。
○よい制度(System)を活用しましょう。
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営業力が、自分を幸せにする。
私は営業をやってきましたし、今は営業研修の講師をやっています。売上を上げるコンサルティングもしています。
今も自分の仕事を受注するために営業活動をしています。
営業活動を嫌がる営業担当者をたくさん見てきましたし、営業を辞める人たちが大勢いることも知っています。
営業を嫌う人がいることも、売り込まれることが苦手な人がたくさんいることも知っています。(実は、私もその一人です。)
営業はあまり人気がないようです。
しかし、人が幸せに生きていくためには「営業力」が必要です。仕事の話ではなくて、あなたの人生において「自分を売り込む力」はとても重要だという話です。
「営業力」が低いと、なかなか自分の思い通りにはいきません。
自分が何かを得たいけれど、自分でやるのはちょっと難しいし、できるならやりたくない。それを誰かが代わりにやってくれるならとても助かる。お金を払ってもいい。
そんなこと(ニーズ)から「代理業」が成立します。
お相手を探すのも就職先を探すのも自分の人生においてとても重要です。それは簡単なことではありません。
「仲介業者」を上手に活用して効率的に目的を達成することは賢いやり方です。プロフィールを工夫してマニュアルをマスターして努力することはとても大事です。
しかし、結局は「自分を売る」活動です。要は、営業をやっているのです。パンフレットや取扱説明書でその気になったとしても現物に魅力がなければ買ってもらえません。
言いたいことは、大事なことは他人任せにしないで、自分自身の営業力を活用して結果を出すことが重要です。
誰にでも営業力があります。
自分を理解してもらう力、相手を理解する力は、「人間力」です。書類に書かれている内容の力ではありません。
社会が便利になり、システム化、インフラ化することで、少しづつ「人間力」が低下するような気がしてなりません。
代理人は「あなた」ではないので、あなた以上に必死に頑張ることはできず、ましてや結果責任など負えないのです。
大事なことは、自分自身が動いて自分の力で結果を出す努力をすることです。そのために必須な能力が、「営業力」です。
自分の「営業力」を武器に、自分が望む人生を歩みましょう!
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会社がもっとよくなるお手伝いをしています。
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○よい道具(Tool)をつかいましょう。
○よい制度(System)を活用しましょう。
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リーダー研修が盛況でも、リーダーが育たない理由④
今日的なリーダーの養成、リーダーシップを学ぶ場として「リーダー研修」があります。
今は、多くの研修会社があり、とても多くの研修プログラムがあります。研修担当者としては、どの研修を選べばよいか、迷うことでしょう。
インターネットでも情報収集することができますが、詳細な説明は、研修会社の営業担当に聞くことが有効です。
他社の研修を勧めることはないですから、複数の研修会社からそれぞれの特徴など聞く必要があります。
ただし、リーフレットに書いてあること以上の説明は、よほど研修に精通したベテラン研修営業、または自ら研修に参加した営業でないと難しいと思います。
講師に聞いたら、「私のリーダーシップ研修が、最高です」と答えるでしょうか。
(保険商品のように、客観的に各社の研修内容を説明してくれると便利ですね)
商品を知ることも必要ですが、もっと大事なことは自社のニーズを明確にしておくことです。
自社のどんな人材に、どのようなリーダーシップを求めるのでしょうか?
ちなみに私のリーダーシップ研修の特徴は、オーダーメイドでプログラムを設計して実施する点です。あなたの会社に必要なリーダーシップを学ぶことができます。
実践的かつ効果的な研修です。
≪続く≫
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リーダー研修が盛況でも、リーダーが育たない理由③
今日ほど、リーダーを本気で求めている時代はないかも知れません。
これまでとは比較にならないほど、「リーダー不在」は大問題です。
「何をすればよいのか」「どうすればよいのか」「続けるのか」「やめるのか」「誰も言わない」「何も決めない」
平時であれば、みんなで話し合って折衷案で決定。明確な賛成もなく明確な反対もなく、責任の所在も不明確で誰の成果でもなく、誰の責任でもない。
リスクのある重要な大きな意思決定をしないので、大成功もしません。失敗しても大きな損害はないので、当事者に致命的な罰をあたえることもありません。
みんな「仲間」ですし、会社にはまだ余裕があります。
それでも人は、ほんの小さな失敗もしたくないし、自分だけが責任を負うことは受け入れられないので、周りの様子を伺いながら慎重に行動します。時には、行動しません。責任ある地位にある方なら尚更です。
とてもリーダーの行動とは言えません。
《続く》
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リーダー研修が盛況でも、リーダーが育たない理由②
前回の文末は、「 どうしたものでしょうか?」で終わりました。
サービスを提供した後に、顧客が不満を訴えるケースはよくあります。新人営業の課題のようですが、サービスを提供する側は提供する前に「成果」に対して顧客に誠実に説明する責任があります。
「研修」の場合であれば、研修によって受講生が得られるものが何か。研修を受講することによって、受講生の何がどうなるか、ということを事前に説明します。
それを顧客が理解することによって、サービス提供後のクレーム(苦情・不満)を予め防止することができます。
(研修は、そのサービスの性質上受講生によって「成果」が違うので、説明には工夫が必要です。)
営業が販売時に顧客の期待を高めて購買欲求を高めることは、受注確率を高めるために必須ですが、「成果」についてあまりにも乖離がある場合(顧客が、そう感じる)は、クレームになる確率が高いので注意しなければなりません。
形のないサービスを提供するビジネスに共通することなので、単純に営業の商談技術の問題として処理するのではなく、事業方針、顧客満足活動として徹底することが重要です。
業者が提供する商品・サービスと顧客の期待を一致させるには、共同開発という方法があります。
競合が激しく、顧客の期待値がますます高まる市場で既存の商品やサービスを売買するという方法では、完全一致(顧客満足)は難しいです。
「何か、違うなぁ」「違和感があるなぁ」「他に、ないの?」
業者は、顧客が何を求めているのかよくわからない。顧客は、自分たちに何が必要なのか、自分たちにもよくわからない。どう説明したらよいかわからない。
こんな状況は、よくありますね。
こんな状況は、売買ではなく「開発」という方法が有効です。既存の商品やサービスでは、商品ラインナップやカスタマイズにも限界がありますし、それでは顧客は満足しません。
「一緒につくればいいのです。」
顧客が開発メンバーに加われば、開発の過程で商品やサービスの仕様が明確になりお互いが満足する結果となるはずです。
共同開発を成功させるために、業者は対応力、開発力を磨きましょう。顧客側は自社にとって本当に必要ならば既存品を買うのではなく、自らも苦労して創る努力をしましょう。
《続く》
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