新着情報
経験を積むことで、「判断力」は向上します。
2022年は、多くの会社が重要な意思決定をすることになるでしょう。意思決定には正しい判断が必要です。
市場で生きていくには「適者生存」の考え方が参考になります。顧客を創造し続ける会社は生きていくことができます。適者とは、「変化に適応する者」です。
労働市場では、価値を提供できる人材が好条件で雇用されます。有能な人にとって大きなチャンスの到来です。
好条件でなくとも雇用されることが、とても重要です。人は働いて収入を得なければ生活できないからです。
コロナ前は、「普通に働いて普通に生活する」ことは、当たり前でしたが、これからは「普通に働き、普通に生活するには、どうしたらいいのか?」と考える時代です。
変化に適応するには、「判断力」が必要です。
会社には、能力開発の仕組みがあります。会社は、社員の能力が向上すれば、「さまざまな課題が解決して、業容が拡大する」と考えます。
「判断力」は社員に求める能力の一つです。能力は一定の期間を経て成熟していきますので、能力開発制度は、徐々に難易度の高い能力を習得するよう設計されています。
例えば、「判断力」の前段能力は「理解力」。後段能力は、「決断力」です。人事評価制度は、一般職に「理解力」監督職に「判断力」管理者に「決断力」を設定しています。
管理者は、理解力、判断力の保有を前提として「決断力」を発揮することが求められます。
会社では、「状況を正確に理解できない」「適切な判断ができない」「意思決定者が決断しない」ということが、しばしば起こります。
管理者がこのようであれば、会社に不利益が生じます。管理者の能力不足が原因です。人事評価制度が機能していません。
人事評価が機能しないと、能力が不十分な社員が管理者に登用されてしまいます。
変化がゆるやかで、概ね計画通りに事業が推進できる時代は「上司の意向に従うこと」「計画を実行すること」が重要なので、社員は理解力、判断力、決断力を習得する機会を十分得られませんでした。
そんなキャリアで管理者になった人の中には、管理能力が不十分な管理者がたくさんいます。
重要案件を数多く判断する経験によって、「判断力」は向上します。
今年は、リスクを恐れず、よく考えて、早く、確実に判断することを意識しましょう。
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会社がもっとよくなるお手伝いをしています。
○よい会議(Meeting)をしましょう。
○よい教育(Education)をしましょう。
○よい道具(Tool)をつかいましょう。
○よい制度(System)を活用しましょう。
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自分の判断力を磨け!
昨日の首都圏は、大雪が降りました。都内の交通は混乱し、首都高は事故が多発しました。多くの人が影響を受けたはずです。
日常とは違う環境の変化で、あなたはどのような判断をしましたか?
生きることは、判断の連続です。キャリア選択も業務遂行も「判断力」が結果を左右します。
「判断力」とは一般的に「物事を正しく認識し、評価する能力」をいいますが、昨日のあなたの判断は正しかったですか?
言うまでもなく情報化社会では、多くの情報を得られます。ほとんどの人がスマートフォンなどの情報収集のツールをもっています。
正しい情報を得ていたにもかかわらず、望まない結果になったなら、あなたの判断に原因があったと考えられます。判断を誤ったためです。
そこが人間の弱点かも知れません。「行動」は判断の結果なので判断力が低い人は、間違った判断をして失敗してしまいます。
同じ情報を得ても、判断する人によって結果は違います。また、多くの人の共通の判断が正しいとは限りません。全員が間違っていることもあるのです。
仕事に限らず、日常生活の中で判断する機会はたくさんあります。「判断力」の向上は、日常生活で磨くことができます。
「判断力」を磨くためには、今回の自分の行動を振り返り、原因を分析し、次回に活かしましょう。(よい結果でも悪い結果でも、です)
有能な人は、必ずPDCAサイクルを活用しています。同じ失敗を繰り返したくないからです。その経験値を増やせば、よい判断をして成功する確率が高まります。
能力は、個々人によって違います。あなたがよい判断をすれば、あなた自身も周りの人も幸せにすることができます。
あなたが間違った判断をしたら・・・
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2022年は、どんな年になるでしょうか?(2)
2022年は、2021年のコロナ禍の影響の結果が出る年になるでしょう。
低迷した業績が戻らない会社とコロナ禍を機会として業績を上げる会社の違いがはっきり出ます。
コロナ禍のマイナスの影響は、多くの産業におよぶので倒産や廃業が増えます。その結果、失業者も増えて厳しい社会状況になるでしょう。
市場が縮小すると企業経営や事業開発、事業推進、業務遂行など全てが厳しくチェックされます。資金も人員も余裕がなくなるので、今までやってきたこともできなくなります。
企業の余裕活動(なくても支障はないけど、あるといいなぁ)を需要としていた商取引は、減少することになります。
企業は本業の業績向上に注力します。品質向上や納期短縮、サービス向上、確実な業務遂行が今まで以上に求められるので、仕事の基準(レベル)が上がります。
2022年以降、安定して働き、収入を確保するためには自分の仕事のレベルアップをするしかありません。新基準を満たせる人は、働く機会を得られます。
新基準に耐えられない人も出てくるでしょう。
業績好調企業の社員と業績低迷企業の社員、失業者の状況は全く違います。同級生でも全く違う状況です。
正月の過ごし方も全然違ったはずです。
大事なことは、自分の状況を正しく理解して、よい判断をすることです。
≪続く≫
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○よい教育(Education)をしましょう。
○よい道具(Tool)をつかいましょう。
○よい制度(System)を活用しましょう。
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2022年は、どんな年になるでしょうか?(1)
本日は、2022年(令和4年)の1月3日です。
皆さんは今日まで正月休み、明日が仕事始めでしょうか。いえいえ、正月3が日といっても出勤している人、自宅で仕事をしている人もいるでしょうし、それぞれの正月ですね。
私自身は正月の雰囲気を感じながらも、「研修所感」「研修企画」の作業をしていました。クライアントや営業の人たちが休んでいる間に準備しておくことがあります。
早めに準備をした方が、後々自分が楽になりますし、よい結果が出ると判断しました。
さて、「2022年はどのような年になるでしょうか。」
私は、本格的な「個」の時代が始まる年ではないか、と考えています。今まで以上に「個」が注目され「個」が重視され「個」が評価される時代になると思います。
「それぞれの正月」と書きましたが、「みんな同じ」から「それぞれ違う」という認識が広まると思います。
「格差社会」とよく言われますが、「格差」が良いとか悪いとか大きいとか小さいというより、「それぞれの違い」が定着していくのではないでしょうか。
否定的な意味ではなく、「個の違い」を認めて「個」をうまく活用することによって得られるメリットも多いのではないでしょうか。
また、「個人」である自分自身をもっと強く意識することで自己実現が進むのではないでしょうか。
単純に「多様性」の普及という話ではなく、あまりにも個々の事情が違うので、「みんな同じように」は難しくなるのではないでしょうか。
新型コロナの影響と社会的な対応が、「個」をより明確に「浮き彫り」にして推し進めているように感じます。
≪続く≫
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新年のごあいさつ
謹賀新年
旧年中は、格別のご高配にあずかり厚くお礼申し上げます。
本年も相変わらずお引き立てのほど、お願い申し上げます。
2022年 1日3日
株式会社メッツ・コンサルティング
代表取締役 新井 陽二