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コロナ禍でも研修需要は、確実にある。
先週は、連日の研修に集中していたため、ブログがあまり投稿できませんでした。
毎年のリピート研修とはいえ、コロナ禍の今年も実施しました。1回当たり44名で集合研修としては、少し多い感じがします。
地方開催のためか、新型コロナの影響は東京とは大きく違うようです。それでも受講生は全員マスク着用、大会議室で万全の態勢で研修を実施しました。
今回は、集合研修でした。講師は、受講生に一挙手一投足を見られ評価される状況。受講生の表情や態度、討議の盛り上り、個々人のワークシートの内容まで確認できます。
真剣勝負だなぁ、と思います。講師のちょっとした仕草や失言が“研修を壊す”ことになりかねません。クレームになることや受講アンケートに厳しいコメントを書かれることもあります。
オンライン研修が真剣勝負ではない、とは言いません。
しかし、生身の受講生と向き合う集合研修は、緊張感が違います。研修講師として、そうやって、鍛えられてきたのだなぁ、と思います。
受講生も、楽しそうでした。
今回は、管理者研修でした。機会があれば「研修所感」を書きます。
以上
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コミュニケーションに必要な4つのスキル。
人とコミュニケーションする時は、4つのスキルを使う。「傾聴力」「質問力」「説明力」「理解力」の4つ。
日常生活でも頻繁に使ってるが、仕事ではもっと意識して必要に応じてスキルを活用しよう。今、自分がどのスキルを使っているのか、それは十分目的を達成しているのか確認しながらスキルを使えば、スキルアップ間違いなし。
コミュニケーションがうまくいけば、もっとよい仕事できるはず。ミスもなくなる。
(1)相手の話を聴く・・・・・・・・・・「傾聴力」
①相手の話に集中して耳を傾け、理解する聴き方を傾聴と言う。
②そのためには、相手の方を向き、メモを取ったり、うなずいたり、合いの手を入れるなど、熱心に聴いている姿勢を示す。
③相手が気分よく話せるように、口をはさまず、否定せず、最後まで聴く。
(2)相手に質問する・・・・・・・・・・「質問力」
①質問は、相手に関心を持ち、相手を知るためにおこなう。
②質問には、相手が自由に答えられる「オープン・クエスチョン」と、こちらが聞きたいことを選択して答えてもらう「クローズド・クエスチョン」がある。
③事前に質問項目を書き出しておくと、聞きもれがなく必要なことを知ることができる。
(3)相手に説明する・・・・・・・・・・「説明力」
①説明するということは、伝えたいことをわかりやすく伝え、理解してもらうこと。
②そのためには、どのように伝えれば理解してもらえるか準備する。
③伝えたいことの要点をまとめておき、短い文章で、具体的に、わかりやすい言葉を使って説明する。
(4)相手を理解する・・・・・・・・・ 「理解力」
①相手の理解で最も大切なことは、相手の気持ちを理解すること。
②相手の立場や状況を知ることが、相手の気持ちを理解することにつながる。
③特に自分に対する期待や要求、指示は、自分の仕事や成長、評価に大きく関わることなので、正しく理解しましょう。
次回は、「指示を受ける」「相談する」「連絡する」「報告する」場合のスキルの使い方です。
《続く》
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こんなコミュニケーションもある。
「仕事の人間関係」でもコミュニケーションは当然必要だ。仕事の成果を上げるには、コミュニケーションは必須だ。コミュニケーションを知らないと、しないと必ず失敗する。
仕事は一生懸命覚えるし、資格も勉強して取得するが、コミュニケーションの勉強はあまりしない。コミュニケーションは、仕事のインフラだ。
あなたは、コミュニケーションをもう少しうまくやれば、もっとよい成果を出せるのではないかな。
コミュニケーションは、「お互いに理解すること」と前回書いた。「何を」理解し合うのかというと、「指示を受ける」「相談する」「連絡する」「報告する」ことについてのお互いの理解である。
コミュニケーションの方法は、2つある。1つは、「言葉」を使う方法。もう1つは、「表情・態度・行動」を使う方法。
「言葉」のやり取りは、言語的(Verbal )コミュニケーションという。「表情・態度・行動」などの言葉以外のやり取りは、非言語的(Non-Verbal )コミュニケーションという。
言葉によるコミュニケーションは一般的だ。方法は「会話」「電話」「文書」「メール」などツールはたくさんある。効果的な、または自分の得意な方法を選んで積極的にコミュニケーションしよう。
仕事で使う言葉は、一般的に使う敬語や業務で使う専門用語。早く覚えた方がいいね。でも、こちらが問題になることは、ほとんどないだろう。自分はコミュニケーションが苦手だと思っている人は、勉強熱心で知識欲が強い人が多い。
問題は、非言語的(Non-Verbal )コミュニケーション。まず、人は言葉以外でもお互いを理解する、ということを知っておこう。
相手が笑っているなら、「敵意はなさそうだ」「気分がよさそうだ」。ムッとしているなら、「何か悪いこと言ったかな?」「何かあったのかな?」と考えてみる。
そんな相手を見て、いろいろ気づくことを「対人感受性」というが、そんな難しく考えなくても、人の表情や態度を見ていれば「何となく」分かってくる。
相手の表情や態度は、見れば分かるが、自分のことは、自分ではよく分からないものだ。無意識に行っていることも多いので、自分の表情や態度が相手にどう見えているのだろうか。
肯定的な「表情・態度・行動」は問題にならないが、否定的な場合は、トラブルになることがある。自分の傾向を理解しておこう。
ちょっと気分が悪くなってきた、ムカついてきたと気づいたら、少し人から離れるとか、休憩するなどして落ちつこう。
もちろん、否定的な感情や態度がすべて悪いわけではない。人には、喜怒哀楽があるし否定的な感情は誰にだってある。だけど、「今、ここで」その表情、その態度、その行動をしていいのか、判断している。
(上司は、意識的に「怖い顔」して、部下に何かを伝えようとするよ。)
それが自己管理だ。キャリア初期で身につけること。注意されてきたかな。いつまでたっても、自己管理できなくて人間関係のトラブル起こす人がいるよ。
次回は、もっと具体的なコミュニケーション・スキルについて。
《続く》
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もう少しだけ、うまくやろう。
仕事の関係は、「指示を受ける」「相談する」「連絡する」「報告する」の4つで成立する。
人間関係が苦手と思っている人だって、4つをちゃんとやっていれば、よい人間関係をつくれる。なぜかというと、あなたは信頼されるからだ。
上司も周りの人も信頼できる人物には敬意を払う。やさしくするし、気遣いもしてくれる。もちろん評価も上がる。
それが、わかったら、次に、もう少しうまくやる努力をしよう。あなたがちゃんとやっていることが、相手に伝わっていないかも知れない。あなたのしていることが、理解されていないかも知れない。もっと言えば、勘違いされているかも知れない。
「コミュニケーション」の技術を使おう。
「指示を受ける」「相談する」「連絡する」「報告する」は、相手がいるわけだから、相手に理解されなければうまくいかない。
「コミュニケーション」とは、「お互いを理解する」、という意味だ。
「それが、苦手なんだ。」という人も多いだろうが、一つ一つ、気をつければ十分コミュニケーションできる。
「お互いを理解する」といっても、とんでもなく高い目標を設定する必要はない。「深く深く、微に入り細に入り、お互いをとことん何でも理解し合おう」なんてことは必要ない。
あくまでも仕事を進めるための最低限の「お互いの理解」ができれば十分なのだ。コミュニケーションは能力なので、得意な人もいて個人差があるが、実際の仕事ではそんなに高いレベルはいらない。
次回は、具体的な技術について。
《続く》
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これだけで、職場の人間関係は何とかなる。
「職場の人間関係」が「仕事の関係」だと、前にも書いた。人間関係が苦手な人でも、仕事が成立する人間関係さえ作れば、どんな職場でも働いていける。
人のことが気になって近づきすぎる人、人が苦手で離れすぎる人。間に仕事を挟んで仕事中心の関係をつくれば、お互いがうまくいく。
まず、知ってくべきことは、自分の「役割」と相手の「役割」。わかりやすく言うと「担当業務」ね。
「仕事の関係」で大事なことは、まず人の仕事を妨害しないこと。そして、必要な時に「協力」すること。人に「協力」すれば、相手からも「協力」してもらえる。
お互いに「協力」すれば、自分の仕事が進みお互いに感謝するので人間関係がよくなる。
上司や同僚、取引先との仕事の関係は、「指示を受ける」「相談する」「連絡する」「報告する」の4つで成立する。
〇指示を受ける-上司の命令をよく聞き、言われた通りに仕事をすること。
〇相談する-上司や、同僚、顧客、関係部署に意見や助言を求めること。
〇連絡する-上司や顧客、関係部署に関係することについて必要に応じて情報のやり取りを行うこと。
○報告する-上司から指示されたことを実施し、その進行状況や結果について知らせること。
必要がないなら「相談」はしなくてよいし、「連絡」も最低限の情報のやりとりで支障がない。指示はちゃんと聞けばよいし、報告も報告書、口頭、電話、メールと方法はいろいろある。
特に指示がなければ自分のやりやすい方法を選べばよい。テレワークでも「仕事の人間関係」は十分成立している。
自分の担当業務はしっかりやる。そして、上記の4つをやっていれば、周りの人との人間関係は十分できている。
人のことが気になってしょうがない人は、本当に仕事に必要な「報告」「連絡」「相談」に限定して、自分の仕事に集中しよう。
次回は、人間関係をつくる技術について。
《続く》
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