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もう、忘れない。
大事なことを忘れるって、あるよね。
仕事でもプライベートでも、約束したことや名前、数量、日時、連絡先、予定などいろいろある。
忘れてしまったことで失敗したり人に迷惑かけたりする。そんなことが続くと自分が嫌になったり落ち込んでしまう。「そういう人」って確定してしまう。
そんな自分を変えたいよね。
今日から「メモ」しよう。とにかく、大事なことはその場でメモしよう。そうすれば安心だ。余計な心配をせずに、他のことに集中できる。
1日の始まりから「紙切れ」と小さな鉛筆をポケットに入れておこう。「覚えておかなきゃ」と思うことがあったらその場でメモる。
「何でも」では、ないよ。「何でも」は必要ない。「メモ」することは手段であって「大事なことを忘れない」が目的。
きれいなポストイットやスマホ、手帳、ノートなどいろいろあるけど、お勧めは「A4のミス・コピー用紙やチラシ、広告の裏面を1/4に切ったサイズ」それを更に1/4に折りたためば、かなり小さくなる。
メモは、どうせ捨てるものだし、いつも手元にあることが最も重要。(資源の再利用になるしお金もかからない)
思いつきだって、いつ、どこでアイデアが出てくるかわからない。思いつきは、役に立つことも多いから大事にしよう。せっかくのアイデアも忘れてしまったらもったいない。
だからメモは、身につけておけるものがいいね。
一日の終わりにポケットから取り出して、手帳やノートに書き写し、更に情報を追加、整理すると更にいい。
そのメモは、人に見せるものではないから、自分だけがわかるメモの仕方でよい。でも、大事な情報が書いてあるから、捨てる時は慎重かつ確実に捨てよう。会社のゴミ箱などは要注意。
これで、大事なことを忘れない信頼される自分になれる。
「不要・不急」って、引っかかる。
「不要・不急」って、何か引っかかる言葉だよね。
コロナ感染の拡大抑制のために専門家や政府が「不要・不急」の外出を自粛するよう呼び掛けている。
※ある専門家の発言によると「命にかかわらない外出全てが不急の外出」だそうだ。
人と人が接触すると感染する可能性があるから「今、必要ないのに、今でなくてもいいのに、外に出て人流つくるな」ということを言いたいのだろう。
そういう意味だと思うが、その結果、経済活動が停滞している。改めて「人との接触」「人の移動」に関係する仕事がいかに多く、携わる人が多いか驚く。
直接影響を受ける仕事や人に関係している仕事や人がいるので、ほとんどの産業と働く人のほとんどが影響を受けることになる。もちろん、その家族もだ。
でも、考えてみれば、人は幸せになるために集まって社会をつくり、人は人のために仕事をしているのだから、人と人が接触するのは当たり前の「常態」だ。
今、仕事をなくしている人や仕事が減っている人は、「自分や自分の仕事」が、「不要・不急」なのではないか、と思ってしまう。
自信をなくしているのではないか。それは、違う。
今は、コロナ禍という「異状事態」だ。社会が混乱している状態なのだ。一時的な状態なので、あなたが自信をなくすことはない。あなた自身の能力がいきなり低下したり存在を否定されたわけではない。
経済が悪化すれば、会社の仕事が減るので必要な人員も減る。だからといって、あなたが否定されているのではない。今はそういう「経済状況」なのだ。
今の大きな変化は、あなたにとって厳しいものかも知れないが、今できることは次の変化への備えをすることだ。
やる気を失うな。落ち込むな。自分のメンタル(精神状態)をチェックしよう。メンタルが不調だと間違った判断をしてしまうよ。
諦めて何もしないと次の変化に対応できなくなる。チャンスに直ぐ対応できるよう「気持ち」「体力」「能力・資格」「人脈・人間関係」「最低限必要なお金」を準備しよう。
次の変化は、コロナ前に戻る変化ではなく、次の「常態」への変化だ。次の「常態」で活躍するための準備を進めよう。
電話してみた?
大事な人と電話で話してみましたか?アポイントは、とれましたか?
あなたから電話を掛けたことで、わかり合えたり、誤解が解けたり、物事が進んだり、会うことができたなら、よかったですね。
この小さなきっかけが大きな変化の始まりかも知れません。たかが電話を一本掛けただけと思うでしょうが、大事なことは、「あなた自身が変化を起こした」という事実です。
さて、ここからが本題ですが、電話を掛けたものの満足する結果を得られなかった人。たぶん、あまり深く考えないで何となく電話をしたのではないですか?
電話が繋がると、もう話すしかありません。相手は受け手ですから準備をして待っているわけではありません。電話は掛け手に主導権があるわけです。
あなたがしっかり準備しなければ「ぐだぐだ」なやりとりのうちに電話を切ることになります。
「何で、電話を掛けてきたのだろう?」「何の用があるのだろう?」
相手が思うのは当然で、電話を掛ける目的と成果を明確にしなければ満足する結果は得られません。何となく電話を掛けて、出たとこ勝負ではよい結果は得られません。あなたの印象は悪くなってしまいますし、お互いに不満が残ります。
要は、「考える」ことが、とても重要です。
電話の目的を達成するために、与えられる通話時間を想定し、声色、声の大きさ、活舌、声の調子、速度、言葉使い、聴き方、話す内容、話す順番、質問項目などを決めておきましょう。
そして、通話を通して相手の様子を伺います。今は、忙しいのか、どれくらい話せるのか、気分はいいのか悪いのか。「計画」通りの会話を続けていいのか。相手の状況を察知・確認することにより「計画変更」の必要があるのか。
シナリオを準備することで、計画を進めやすくなります。情報を聞き出すことも、有利な回答を得ることも、相手を説得することもできます。
《技術を悪用してはいけません(笑)》
テレワークが続く以上、Face to Faceのコミュニケーションはまだまだ難しいかも知れません。テレ・コミュニケーションのスキルは、今まで以上に必要になるかも知れませんね。
待っているだけでは、何も変わらない。自分から動いたら、「何か」が変わる。よく考えて、やってみて、失敗したら、また考えて、うまくいくまで続けよう。
「できるようになる」研修プログラムとは①
以前、新人研修のブログで次のように書いた。
「変わった=身についた=できるようになった、ところまで研修でやる必要がある。」
研修プログラムは、講師によって本当にいろいろだ。大手研修会社は、パッケージ・プログラムなので、どの講師がやっても同じだ。
研修は、企業に与えられた条件で実施する。講師の思う通りにならないことも多い。研修時間やプログラムに対する要望、受講生の人数、研修環境、研修用具など、さまざまな条件の下で研修は実施される。
講師は自分のベストな条件で研修をやりたいと思っている。その方がうまくいくし、教育効果が高いと信じている。そのために、条件を整えようとしたり、時には怒ったりする。
こだわりが強いあまり、個性的(変わってる?)、怖い(怒鳴る?)、わがままな講師もいるようだ。(若い研修担当者は、気をつけてね(笑))
さて、ビジネス・マナーについて、「できるようになる」研修プログラムは、訓練が必要だ。ビジネス・マナーは、「仕事の作法」なので知っているだけではなくて、作法ができないと意味がない。
作法には、「知っていれば必要な時に役に立つもの」と「その時にできないと失礼なもの、困るもの」がある。
例えば、敬語を知っていても、電話応対で話せなければ相手に失礼だ。敬語の筆記テストは100点でも、上司への報告・連絡・相談を敬語でやり取りできなければ、身についているとは言えない。
例えば、初対面の人と会った時には名刺を交換する。その時に「身なり」「直立の姿勢」「笑顔」「あいさつ」「敬語」「発声」「おじぎの角度」「同時名刺交換の動作」「氏名の確認」を一連の動作としてスムーズに行うためには、繰り返しの訓練で身につけるしかない。
「名刺交換」の作法一つに複数のマナーの要素があり、「ビジネス・マナーの合わせ技」によって完成することがわかる。
新人の名刺交換は、見ればわかる。訓練が不十分だと、とてもぎこちないものだ。
そんな実践に必要な学習項目がたくさんあるのが、新人研修のビジネス・マナーだ。
次回、プログラムの内容をご紹介します。
《続く》
一本の電話が未来を変える。
あなたは、今の自分に満足していますか。何かを変えたいと思いませんか。
人は、一人で生きているわけではないので、人とのかかわりはとても大事です。 人とのかかわりが、自分自身を変えるきっかけになるかも知れません。
今すぐ、誰かに電話を掛けてみよう。
電話を掛けるって、めんどくさいよね。いろいろ気を使うし、相手が電話に出ないこともあるし、話すことで新たなストレスやトラブルが生まれるかも知れない。
でも、苦手なことでも努力をしたりリスクを取らないと何も変わらない。思い切って電話を掛けてみよう。
例えば、あなたが営業で新しい顧客を開拓しようとして電話を掛ける。面談の約束(アポイントメント)をとるためだ。
経験がある人ならわかると思うけど、知らない人に電話を掛けて約束を取り付ける作業はとても難しい。
そもそも何度掛けても繋がらない。繋がったとしても断られることの方が圧倒的に多い。でも他に手段がないなら、「一本の電話が、自分の未来を変える」と信じて電話を掛け続けよう。
次に掛けた電話が繋がるかも知れないし、そこから「新しい出会い」が生まれ、「何か」が変わるかも知れない。
はっきりしていることは、「電話を掛けなければ、何も変わらない」
仕事の連絡でも、めんどくさくて電話をしない。メールで済ます。メールは、とても便利だけど、電話は様々な情報がとれるメリットがある。
相手が電話にでる時間帯、電話に出るまでにかかる時間、第一声の印象、声の大きさ、声色、話す速さ、質問に対する答え。
注意深く聴いていれば、電話によって得られる情報から相手の体調や感情、仕事や生活の環境、本人の考え、判断基準、価値観、業務スケジュール、生活パターンなどさまざま推測することができる。
メールは、相手が何度か確認してから返信してくるので、形式的で無難な内容が多い。慣習的な言いまわしも多い。(要は、個性が表れにくいし、装うことも繕うこともできる。)
一本、電話を掛けるだけで大事なことが確認できたり、相談できたり、心配や不安を解消することができる。
身近なコミュニケーション・ツールである電話を上手に使いこなそう。