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なぜ、「ベンチマーキング」手法が、最も現実的で確実と言えるのか。

2021年05月22日

 あなたの会社には売上を上げている営業がいるはずです。業界トップクラスかわかりませんが、あなたの会社のトップ・セールスです。

 そのトップ・セールスは、「売上が上がる方法」を使っているに違いありません。売上の差は営業方法の差です。

 そのトップ・セールスの営業法を他の営業ができるようになったら、どうでしょうか?

 トップ・セールスに近い売上をつくります。少なくとも今の売上をはるかに上回るに違いありません。売上が低迷していた何人もの営業が、今より売上を上げるはずです。

 「ベンチマーキング」手法は、「今、売上を上げているトップ・セールスの営業法」から、「誰でも売上を上げられる方法」をつくります。

 実際にその営業法で売上を上げている営業がいるのですから現実的です。自社で結果を出している営業法なので社内で確実に使えます。

 つまり、自社のトップ・セールスの営業法を他の営業が「まね」することで営業部門全体の売上を上げる強化策なのです。

 世の中にさまざまな営業強化策がありますが、自社にできない、合わない方法は時間とお金ばかり掛かり、営業が混乱するだけです。

《続く》


営業力のレベルを上げる「ベンチマーキング」手法

2021年05月21日

「ベンチマーキング」を、営業部門の強化に応用します。営業部門が強化されれば売上の向上が期待できます。

 営業担当者を採用、教育、配置して、営業活動によって売上を上げる場合に有効です。

 「営業なくして事業なし」といいます。営業担当者が商品やサービスを販売し、売上を上げることで会社は事業を続けることができます。しかし、営業がとても難しい時代です。

 誰もが売れるわけではありません。実際に売上には大きな個人差がありますね。あなたの会社にも「売る営業」と「売れない営業」がいるはずです。「売れない営業」にも日々経費が掛かっていますので、何とかしなくてはなりません。

 会社は、事業を続けるために営業まかせではなく、常に営業強化策を考えて実行する必要があるのです。

 営業強化策はいろいろありますが、期待するほど成果がでていません。

(1)世の中の営業ノウハウや研修の内容が、自社の業界や商品に合っていない。

(2)「実績が上がる」と言われた営業方法が難しくて、自社の営業が活用できない。

(3)精神論が多く具体性が乏しいため、実践的ではない。

(4)実績を上げた営業マンの独特のノウハウで、役に立たない。

(5)一時的にやる気がでて頑張るが、マンネリして直ぐに元に戻ってしまう。

   つまり、あなたの会社に合わない営業強化策なのです。

《続く》


みんながやっている最も現実的かつ確実な方法。

2021年05月19日

 現状に満足せず、もっと成長したい。もっと実績を上げたい。大きな目標を達成したいと思うでしょう。そのためによい方法はないかと、考えるでしょう。

 独創的な発想で自ら方法を考え出せる人がいます。全く新しい商品・サービス、ビジネスモデルを発明する天才的な才能をもつ人もいるでしょう。

 しかし、ほとんどの人は、そんな特別な才能などない普通の人です。普通の人が限られた時間で考えて、意思決定して、組織や人を動かし、生きているのが実際です。

 今日のビジネスは、競争が大前提です。競争に勝つ最も確実かつ現実的な方法は、何でしょうか。(個人も会社も一緒です)

 それが「ベンチマーキング」です。それが「みんながやっている最も現実的かつ確実な方法」です。

(「ベンチマーキング」は、万能ではありません。「ベンチマーキング」では勝てないという状況もありますが、一定のレベルには確実に到達します。)

 要は「他者(社)のよいところを調べてモデル化し、自分(社)に取り入れる方法」です。

 しかし「ベンチマーキング」は、他者(社)の「真似をすればいい」という単純な方法ではありません。

 既に成功しているやり方なので確実です。実際に成功しているので現実的です。他者(社)ができるのですから、自分(社)もできる可能性が十分あります。

 ゼロから物事を考え、形にして実践し、成果上げることは、とても困難です。時間もお金も余裕のない時代です。

 自分で考えることに「こだわって」時間だけが過ぎるのは、全くの「ムダ」です。早く方法(手段)を見つけて少ない資源で効率的に実践しないとチャンスを逃してしまいます。

 ビジネスもキャリアも一緒です。もっともっと、ベンチマーキングを意識してチャンスをつかみ、早く行動しましょう。

Benchmarking=成功者の要因を分析して、自身の行動変容を図る手法。

《続く》 

 


あとがきのあとがき(画像付き)

2021年04月28日

 営業の教科書【初級編】は、昨年の6月に書き上げた冊子の改訂版です。

 この冊子は、初めて営業という仕事を始める新人営業向けの読み物です。営業がどんな仕事なのか知ってもらうために書きました。

 本書でも触れている集合研修では研修用のテキストを使い、営業能力の開発をおこないます。本書は、研修に参加する前の「副読本」としても活用しています。

 「営業」が、事業を続けるうえで如何に大事であるかは、今更言うことではありませんね。厳しい経営環境であれば尚更、実感します。本当の話です。

 どの業種もコロナ禍で苦労されていることと思いますが、顧客との取引があれば売上を確保できるので、会社は倒産することはありません。

 企業経営にとって「新規顧客の開拓」と「既存顧客の維持・拡大」は永遠の課題です。もちろん、それが営業の役割でもありますので責任は重大です。

 どのような販売・受注方法を選択するかは、経営者の判断です。「営業人材の活用」「通信販売」「ネット販売」「代理店・特約店の活用」「広告・宣伝」などなどあります。

 自社で営業を採用し、“人の力”で販売する方針なら「営業の育成と成長」は経営の重要課題です。

 営業の成長の仕方は、本書に書いてある通りです。せっかく営業職として就職できた若手営業が、営業がうまくいかずに辞めてしまうのはとても残念です。

 少なくとも「営業についての十分な教育訓練」を受けて、営業活動を本気でやった上で自分のキャリアを決めてほしいと思います。

営業の教科書【初級編】は、一冊550円(消費税込み)で販売しています。

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以上

 


■あとがき

2021年04月26日

 本書に書いてあることは、私自身の30年余りの営業経験と先輩営業のご指導の体験がもとになっています。そして、今も活用している効果的な営業法です。 

 当時の私はあなたと同じ若手営業でした。決して抜群の成績を上げている営業ではありませんでした。自分なりの営業(自己流で自分中心の営業)をして、日々悩んでいました。

 もっと早く営業の基本をしっかり学んでいれば「もっと早く実績が上がったのに」「もっと楽しく営業ができたのに」と思います。 

 営業をはじめてしばらくは、営業がつらくてやめたいと思うこともあるでしょう。しかし営業という仕事がわかってきて基本が身についてくると実績はどんどん上がっていきます。

 そうなると営業はすごく楽しくなるのです。それまでは辛抱です。あなたの営業キャリアは「初級」を卒業して「中級」へと進級します。

 あなたの営業としての成長を心より願っています。

                    株式会社メッツ・コンサルティング

                        代表取締役社長 新井陽二


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