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〇お客さまは、マナーのよい営業が好き
お客さまには、それぞれ好みのタイプの営業がいます。しかし、ほとんどのお客さまは礼儀正しい営業を好みます。特に「力のあるお客さま」は礼儀作法に厳しい方ばかりです。
「お伺い営業」はすべてのお客さまに好かれることが理想です。しかし当面は「嫌われない営業」を目指しましょう。
初対面のお客さまに対して“無表情”“友達のようになれなれしい”“一方的に商品を説明する”“上から目線の態度”。これは営業法を学んでいない自己流営業の特長です。
あなたは、お客さまにインパクトを与えるために自分の「個性」を出したほうがいいと思っていませんか。ここでいう「個性」とは「人と違った、奇をてらった見た目や態度、言葉使い」という意味です。その「個性」は、お客さまの好みが分れるので嫌われる確率も高いのです。
そういった「個性」をアピールするのは、あなたがお客さまに受け入れられる十分な実力を身につけてからにしましょう。
むしろあなたの「個性」は、あなたが一生懸命考えた「お客さまに受け入れられる工夫」や「あなたにしかできないお客さま対応」などで発揮すべきです。
営業成長の第1段階として「お伺い営業」で営業基本行動、ビジネスマナーを身につけましょう。
《続く》
〇まず「お伺い営業」から始めよう! (3)
「お伺い営業」は、1日の多くの時間を訪問活動に使います。たくさんのお客さまを何度も訪問し人間関係をつくりながら信用を得ることで実績をつくります。その前提は訪問件数と訪問頻度(一人のお客さまを訪問する数)の量にあります。(だから、若くて体力のある新人営業向きです。)
営業の世界では「自分を売る」「会社を売る」「商品を売る」という言葉があります。「自分を認めてもらい」「会社を信用してもらい」「商品を買ってもらう」という意味です。
会社案内も商品説明もうまくできないあなたでも「自分」を認めてもらう(気に入ってもらう)ことで商品は自然と売れていくのです。
お客さまからすれば、会社や商品にある程度の信用があれば「誰から買うか」が判断のポイントです。お客さまは「自分が認めた営業」から買いたいのです。
「お伺い営業」は「お客さまに好かれた営業が実績を上げる」という営業法です。
それでは、お客さまに好かれるためには、どうしたらよいでしょうか。
《続く》
〇まず「お伺い営業」から始めよう!(2)
複雑で高額な契約の営業でも、あなたが新規開拓のきっかけをつくり先輩営業とのチーム・セールスで大きな成約をする場合に有効です。新人のあなたでも大きな実績の一端を担い、貢献することができるのです。
あなたを認めてくれた「力のあるお客さま」(会社で権限をもっている人や多くの知り合いや人脈をもっている人という意味です)と取引がはじまれば大きな実績になっていきます。
「お伺い営業」とは、その言葉通りお客さまを訪問することを重視した営業法です。やる気と体力さえあれば誰でもできる営業法です。「若さ」や「元気」が武器になるのがこの営業法の特長です。
《続く》
第3章 新人営業が抜群の実績を上げる方法
〇まず「お伺い営業」から始めよう!
今、あなたは営業をはじめたばかりで商品知識や商談技術も不十分な新人だとします。そんなあなたでも実績を上げられる営業法が「お伺い営業」です。
あなたにピッタリのお客さまは「若い営業が一生懸命がんばっている」と認めてくれて「応援してあげよう」と思ってくれるお客さまです。商品は比較的安価で、大きなリスクがない(大きな損はしない)場合に、効果的な営業法です。
《続く》
≪第2章のまとめ≫
実績を上げる営業法はいろいろあります。自己流の営業法だけでは「うまくいくとき」と「うまくいかないとき」の差が大きくなったり「得意なお客さま」と「苦手なお客さま」ができてしまい、実績が安定しません。
必ず営業法(型)を学び、身につけるようにしましょう。
成長モデルにある営業法は多くの先輩営業の経験や実績の裏付けがあります。今、あなたがすべき営業法を習得し、次の営業法を順番に習得し成長しましょう。
《続く》