〇「お伺い営業」のクロージング(3)

 お客さまが断るには「理由」があります。「お伺い営業」で何度も断られるたびに「何でだろう?」と考えましょう。どこかに不十分な点、自分の努力不足があるはずです。

 お客さまに「断る理由」がなければ「買う」ともいえます。

 営業はお客さまから断られることをおそれてはいけません。営業の気持ちとしては「見込み客」をもっておいたほうが安心するものです。

 しかし営業の結果は「買う」と「買わない」しかありません。“買ってくれそうだ”という見込みは実績ではありません。勇気をだしてどんどんクロージングしましょう。

 営業は「見込み客」をつくり続けるしかないのです。

 「お伺い営業」は「お願い営業」ともいわれます。お客さまの気持ちに訴えかける営業ともいえますが、これは対面販売の基本であり営業の醍醐味(本当のおもしろさ)です。

 あなたは、自分から見知らぬ人に会いにいき、その人に信用され、紹介した商品に対して大事なお金を払ってもらうのです。これはすごいことをやっているのです。

 自信をもって営業を続けましょう。

《続く》

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