多くの人が営業職に就く一方、辞めていく営業もいます。事情は人それぞれです。取り上げるべき理由としては“プレッシャー”があります。営業職の“プレッシャー”とは「実績を上げること」「目標達成」に対する「不安感」です。
上司の「期待」や「要求」、他の営業との「実績差」によって強く感じる場合があります。あまりにも「心配」や「不安」が高まるとストレスを強く感じ、営業を辞めたくなってしまうのです。
営業個人により感じ方が違うので一概には言えませんが、そもそも「心配」や「不安」、ストレスのない仕事などありません。
考え方としては、「実績が上がらない」と誰でもストレスを感じます。ならば「実績が上がれば」ストレスは解消されるのです。ストレスが解消されれば辞めたいとは思わないわけです。
実績を上げる方法はいろいろありますので、第2章以降で説明します。
実績が上がらない時もあるので、ストレス対応力を身につけましょう。仕事の「オン」「オフ」の切り替え、仕事以外に没頭できる趣味などで息抜きし、また新たな気持ちで仕事に取り組みます。長く営業を続けている人たちは、自分なりのストレス解消法をもっています。
大事なことは、自分の生活を支える「営業という仕事」を、一時的に実績が上がらないことや上司からの叱責を理由に辞めないことです。気分が落ち込んだり、うまくいかないことがあったら、必ず先輩営業や友人に相談しましょう。
≪続く≫ 営業の教科書 【初級編】