「マニュアル制作の現場から」マニュアルとは?

 8月からマニュアル制作が続いている。マニュアルの制作には、調査、戦略立案、会議(M)、業務設計(S)、マニュアル(T)制作、マニュアル運用教育(E)と、METS modelの全ての要素を活用する取り組みなのでMETS-cにとって重要な業務である。

 完成に向けて会議を重ね、原稿を書いている。見通しが立ってきたので、これまでの活動を振り返りつつ、気づいたことや考えたことを「マニュアル制作の現場から」と題して書きたいと思う。

 テーマは、「事業推進のためのマネジメント」に関するマニュアルなので参考になる内容も多いと思う。もちろん、コンサルタントには守秘義務があるので、クライアントの特定につながること、不利益が生じるおそれのある情報は、一切書かない。

 マニュアルとは、一般的に「使用説明書」「取り扱い説明書」「手引き」と訳されることが多いが、「教科書」や「教材」もマニュアルと呼ばれる。いわゆる「トリセツ」は、機械などの正しい操作手順が書かれた資料や冊子の類である。

 「教材」は、学習を目的としており、学習者の理解を深めるために役立つ、教える材料と言える。大きな違いは、正解がある分野か、正解がない分野か、という点である。

 弊社が制作するマニュアルは、「教科書」や「教材」の依頼が多い。マネジメントのように正解がない分野でマニュアルを制作する場合は、クライアントが望む成果に結びつくように具体的でわかりやすく書く努力をしている。

 そのためには・・・

 

 

 

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