「不要・不急」って、引っかかる。

  「不要・不急」って、何か引っかかる言葉だよね。

 コロナ感染の拡大抑制のために専門家や政府が「不要・不急」の外出を自粛するよう呼び掛けている。

 ※ある専門家の発言によると「命にかかわらない外出全てが不急の外出」だそうだ。

 人と人が接触すると感染する可能性があるから「今、必要ないのに、今でなくてもいいのに、外に出て人流つくるな」ということを言いたいのだろう。

 そういう意味だと思うが、その結果、経済活動が停滞している。改めて「人との接触」「人の移動」に関係する仕事がいかに多く、携わる人が多いか驚く。

 直接影響を受ける仕事や人に関係している仕事や人がいるので、ほとんどの産業と働く人のほとんどが影響を受けることになる。もちろん、その家族もだ。

 でも、考えてみれば、人は幸せになるために集まって社会をつくり、人は人のために仕事をしているのだから、人と人が接触するのは当たり前の「常態」だ。

 今、仕事をなくしている人や仕事が減っている人は、「自分や自分の仕事」が、「不要・不急」なのではないか、と思ってしまう。

 自信をなくしているのではないか。それは、違う。

 今は、コロナ禍という「異状事態」だ。社会が混乱している状態なのだ。一時的な状態なので、あなたが自信をなくすことはない。あなた自身の能力がいきなり低下したり存在を否定されたわけではない。

 経済が悪化すれば、会社の仕事が減るので必要な人員も減る。だからといって、あなたが否定されているのではない。今はそういう「経済状況」なのだ。

 今の大きな変化は、あなたにとって厳しいものかも知れないが、今できることは次の変化への備えをすることだ。

 やる気を失うな。落ち込むな。自分のメンタル(精神状態)をチェックしよう。メンタルが不調だと間違った判断をしてしまうよ。

 諦めて何もしないと次の変化に対応できなくなる。チャンスに直ぐ対応できるよう「気持ち」「体力」「能力・資格」「人脈・人間関係」「最低限必要なお金」を準備しよう。

 次の変化は、コロナ前に戻る変化ではなく、次の「常態」への変化だ。次の「常態」で活躍するための準備を進めよう。

カテゴリー: お知らせ   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください