研修プログラムは、講義、実習、演習、討議、発表で構成する。
人を引きつける魅力あるリーダーは、自分の将来をしっかり考え、語ることができる人物だ。若手リーダーには将来の可能性が十分ある。
そのために、キャリアデザインを学ぶ。「キャリアアンカー」の自己診断シートにより自分のキャリアの指向性を自己理解する。
その後、「SWOT分析」により「キャリアビジョン」を策定する。
「強み」「弱み」は、自己理解から書くが、総じて項目が少ないので無理をしてでも書かせる。「機会」は会社の人事施策の活用を強調した。
目標管理制度、人事評価制度、資格取得制度、育休制度、自己申告制度、留学制度、リフレッシュ休暇制度などを活用して、キャリアデザインを実現させる。
自己実現は、「強み」を活用して「機会」を活かすキャリア戦略を立案する。「強み」と「機会」が少ないと難しいキャリアデザインとなる。
周囲の評価が高くなければ、会社の中での自己実現は難しい。どんな人物が評価される会社なのか、会社の人事施策を十分に活用することで「機会」を得ることができる。
会社は優秀な若手リーダーが育ち、辞めないような環境を整備する必要がある。