コンテストの1グループ当たりの時間は、概ね7分程度になる。各グループから審査員を1名選出し、お互いを評価し、総合点で優勝グループを決める。
評価の主旨は、ビジネスマナーが常に相手から評価されていることを自覚させ、受講生自身の主体的な学習を促進させることにある。評価は、審査員の主観ではなく、評価表の着眼点に基づき客観的な評価を行う。評価基準を理解させることが重要である。更に講師の総評により、学習を定着させる。
代表者があいさつと、アピールを行い、ロールプレイングが始まる。上司役は、講師が担当する。講師がロールプレイングに参加することによって、アドリブの機会が生まれ、ビジネスマナーの実践が自分のシナリオ通りにはいかないことも体験できる。
グループで作ったシナリオ通りのロールプレイングでは、パターンとセリフを暗記しただけの演劇になり状況対応力が身につかない。コンテストが進むと、ロールプレイングのレベルが上がるため、アドリブをいれて難易度を高める。≪続く≫