先日、予告しておりました『組織と人材セミナー2001』のご報告です。
まずは、お忙しい中、ご参加くださった皆さんに、お礼申し上げます。(大阪、当日は暑かったですね!)ご興味を持ちの皆さんには、セミナーのポイントをご紹介します。
セミナー全体のテーマは、“プロアクティブ行動”でした。(従業員が自分自身や環境に対する影響行使のための先手行動のこと。)その実践には従業員の自律性が重要であり、組織では、自律性をもった従業員の育成が不可欠です。そのためには、部下を自律型人材へと育成できる管理職のOJTを強化する必要があります。
従って、私の担当では『自律的な部下を育てるOJT』をテーマとしました。配布した冊子には、研修プログラム、テキスト、ワークシートを収めています。
セミナーでは、自律型人材を育成する管理職対象の『OJT研修』の特徴や進め方のポイントなど、ほとんどを公開しました。特に、ワークシートの作成方法は、シンプルかつ効果的なツールなので、社内でも活用できると思います。
結局、自律型人材を育成するためには、①基本に忠実なOJTを行うこと。②段階的に、部下を指導し、自律型人材へと成長させること。③部下の成熟状況に合った指導方法を行うこと、が必要です。放っておいても、自律型人材へと成長する部下は、ごくわずかです。やはり、育てなければ育たない現実を踏まえて、まずは、部下を育てる上司の育成から始めてみてはいかがでしょうか。
詳細をお知りになりたい方、意見交換を望まれる方は、メールにてご連絡ください。 以上