商談の知識と技術は、顧客対応をするすべての方々に必要です。
例えば、資格を取得して独立開業された方は、書類作成や業務代行などのサービス提供が主な仕事ですが、その仕事は商談を経て受注にいたります。
(仕事は、受注の後です。)
仕事を増やすためには、もっと積極的に自ら顧客開拓活動をすることが必要です。これは営業活動のことであり、人と会って話せば、それは商談なのです。
人に会うたびに「見込み顧客」をつくっているでしょうか。うまくいっていないならば、商談シナリオに原因があるかも知れません。
初めて会った人に、「自分を覚えてもらい」「興味をもってもらい」「いろいろなことを話してもらう」ためには、どうしたらよいでしょうか。
商談の初歩ですが、その準備と練習を講座でおこないます。
営業専業の方は、商談の技術とともに「営業という仕事」を学びましょう。
〇営業が辞めてしまうのは、何でだろう?
多くの人が営業職に就く一方、辞めていく営業もいます。理由は人それぞれです。取り上げるべき理由としては「プレッシャー」があります。
営業職の「プレッシャー」とは「実績を上げること、目標達成に対する不安感」です。
上司の「期待」や「要求」、他の営業との「競争」によって強く感じる場合があります。あまりにも「心配」や「不安」が高まると強いストレスを感じて辞めたくなってしまうのです。
営業個人により感じ方が違うので一概には言えませんが、そもそも「心配」や「不安」、「ストレス」のない仕事などありません。
営業職に限った話ではありません。
考え方としては「実績が上がらない」と誰でもストレスを感じます。ということは“実績が上がれば”ストレスは解消されます。ストレスが解消されれば辞めたいとは思わないわけです。実績を上げる方法があります。
しかし、実績が上がらない時もあるのでストレス対応力を身につけましょう。
仕事の「オン」「オフ」の切り替え、仕事以外に没頭できる趣味などで息抜きし、また新たな気持ちで営業活動に取り組みます。長く営業を続けている人たちは、自分なりのストレス解消法をもっています。
大事なことは、自分の生活を支える「営業という仕事」を一時的に実績が上がらないことや上司からの叱責を理由に営業を辞めないことです。気分が落ち込んだり、うまくいかないことがあったら必ず先輩営業や友人に相談しましょう。
「塾」では、営業が集まりますので、仲間をつくって「営業あるある」の話をしましょう。少しは、気持ちが楽になってストレス解消になるかも知れません。
《続く》
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株式会社メッツ・コンサルティング 代表取締役 新井 陽二