【研修所感】受講生の行動を変える方法、変わらない理由。~前回の続き~

 営業担当者の行動を変えるためには、本人の教育はもちろんですが、同時に上司への教育も必要です。人事主導の研修に、受講生の上司が同意していない場合は、要注意です。営業戦略-営業マネジメント-営業研修がシナジーしなければ、営業担当者の行動は変わりません。そのためには、営業管理者の教育を先に行い、営業担当者の行動変容の環境を整備する必要があります。

 営業戦略を実行して実績を上げるために、営業推進部と人材開発部がよい会議(M)を行い、営業方針を具現化する営業担当者の行動を決めます。人材開発部が、その行動を実践するためのよい研修(E)を行います。

 よりよい研修(E)を行い、より大きな成果を上げるためには、実績が上がる営業行動の業務設計(S)を行い、その業務遂行のための営業マニュアル(T)を作成し、そのマニュアルを教材に研修(E)を行うことです。その行動を評価(S)することで、営業担当者の行動変容を定着させることができます。

 営業担当者の単発研修だけではなく、営業管理者との二階層研修の実施、会議(M)-業務設計(S)-マニュアル(T)-研修(E)-評価制度(S)のシナジー効果を活用した取組みが効果的です。

㈱メッツ・コンサルティングは、実践的な営業力の強化で実績を上げるコンサルティングを行っています。 

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