今週は、独立行政法人の階層別研修を行いました。中堅職員の交渉力をテーマとした研修です。ゼロサム交渉ではなく、Win-Win交渉を身につけます。
交渉は、あらゆるビジネスシーンで、行われています。しかし、交渉が苦手と言う人が多いようです。これまでWin-Win交渉を学ぶ機会がなく、交渉の本質や進め方がわからないためでしょう。
Win-Win交渉は、相手との信頼関係を前提とした、お互いの利益を増やすための話し合いです。弊社のプログラムは、1)Reseach 2)Strategy 3)Communication 4)ProposeのRSCPモデルを活用して、交渉の準備と実践スキルを学びます。
交渉は、人との関係において、ある目的を達成する活動なので、お互いをよく理解していることが前提となります。コミュニケーションは、成果を出す過程で必要です。ビジネスは、お互いを理解した上で、最後は結論を出さねばなりません。相手と話をまとめる時に必要な力が、交渉力です。
“何のためのコミュニケーション”なのか、その対象、目的、成果を絞り込んでいくと具体的に必要なスキルが、特定できます。もちろん、『コミュニケーションの重要性を理解する研修』もよいですが、実践で成果を上げるならば、スキルを特定したプログラムが必要です。
コミュニケーションは、これから益々重要かつ難しくなってきます。その一方で成果が求められます。従ってこれからは、“コミュニケーションを理解する研修”ではなく、もう一歩踏み込んで“コミュニケーションを活用して成果を出す研修”が、お役に立つのではないでしょうか。