トヨタ自動車が、世界的な企業で、日本を代表する企業の一社であることは、誰もが知るところですね。また、『KAIZEN』は、トヨタ発の世界で通用する経営用語になっています。
その『トヨタ式』を実現させている重要な要素の一つがツールです。会社は、ただよい物を作って、世に送り出せばよいというものではありません。社会に認められて、永続するには、常に改善を行う必要があります。多くの人が力を合わせて改善を行うためには、Toolが必要です。
トヨタ自動車では、以下の8つのToolを使って組織活動を行っています。
①ベンチマーキング②「見える」化③現地現物④一気通貫⑤品質保証⑥多能工⑦標準作業書⑧人間性尊重
Toolの最初は、“開発”です。よいToolは、使う人が、会議(Meeting)で、知恵を集めて作ります。Toolは、会社の方針に基づくと共に、業務の流れの中で整合性がなければ使えません。従って、業務設計(System)が大前提となります。また、Toolは、使いこなせなければ効果を発揮しませんので、使いこなす教育(Education)が必要です。
従って、Toolを活用して成果を上げるには、よいMeeting、よいEducation、よいTool、よいSystemのMETS modelを活用したコンサルティングが効果的です。
トヨタ自動車は、Toolをうまく使いこなす“人づくり”に長けた会社です。あなたの会社、職場には、どのようなToolが必要ですか?また、Toolをうまく使っていますか?