中学校や高校では、部活動(以下、部活)に励む生徒も多いでしょう。授業とは別に目的をもった集まりの活動に参加することは、多くを学ぶ機会です。
文化系でも運動系でも自分が興味をもった分野に積極的に参加して、みんなと努力して目標達成を目指す体験は、社会に出てからも役立つことが多いでしょう。
しっかりした部活は、目的、目標、役割分担、方法、ルールなどを決めて活動するため成果が出ます。
しかし、これらの全てを生徒が自主運営することは難しいため、顧問の先生や父兄または地域のボランティアによって指導、支援を受けながら活動を進めていきます。
つまり部活に参加することで、チームまたは組織活動を体験的に学び目上の人との接し方を学ぶことになります。
また、生徒の学年差はそのまま上下関係を形成します。この上下関係が健全に機能していれば先輩と後輩の関係を学ぶとともに、「教える者」と「教わる者」といった役割に発展していきます。
年次が上がれば役割が変わり、「教わった者」が「教える者」となり継続していくことで伝統(文化=行動様式)が作られていきます。
問題は、部活における負の文化です。
≪続く≫
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