■正解を解答する過程で、仕事に必要な能力が身についていく。
優秀な学生の特長の一つは、試験で高得点を取れることです。難易度の高い問題に対して正解を導きだせるということは、能力が高いということです。
ビジネスパーソンでいえば、与えられた「課題に対応する能力」に該当します。情報を収集して分類、整理、統合して課題達成の方法を考えたり、問題の本質、原因を究明し、解決を図る能力です。
試験では、問題を「理解」して状況を「判断」し、正解を「決断」し解答します。これらを練習問題や模擬試験、本試験において繰り返し体験し、能力を身につけています。
どれかが欠如していたり、未熟または発揮できないと、試験では高得点は取れないはずです。
この理解力、判断力、決断力は、それぞれ「課題対応能力」の評価要素です。
学生時代に勉強で身につけた「理解力」「判断力」「決断力」を仕事に応用、発揮することで、仕事ができるビジネスパーソンになることができます。
「理解力」・・・仕事の状況や状態を的確に把握する能力。
「判断力」・・・情報を取捨選択、情報の比較等して仕事の手段、方法を決めたり、変化への適切な適応処理ができる能力。
「決断力」・・・仕事の目標を達成するために、数ある代替案の中から有効なものを選び、決定、実施する能力。
課題対応能力は、仕事の経験を通して段階的に習熟していくので習熟能力といいます。能力が評価されることで昇級していきます。
≪続く≫
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株式会社メッツ・コンサルティング 代表取締役 新井 陽二