■優秀な学生は、優秀な担当者として成功する。
勉強を通して身につけた能力を仕事に応用することができれば、とても有能な社員になるはずです。
勉強は先生から教えてもらうにしろ、試験は自分自身の努力の結果です。つまり個人能力の発揮による成果です。
試験は、提示された課題に対して自分一人の能力を発揮して正解を導く作業です。
会社員に求められる「課題解決能力」である「理解力」「判断力」「決断力」も基本的には担当業務の遂行を前提とした能力です。
社員は、上司から与えられた「仕事=課題」に対して「遂行=達成」することを求められます。上司が指示した仕事をよく理解し、状況を判断しながら、実行を決断することは、試験に似ています。
与えられた多くの仕事を、期限内に一人の力で確実に遂行し結果を出す社員は、労働生産性が高く組織における人材活用の効率性が高いため高評価を得ます。
会社としては、効率よく仕事ができる社員を求めるので勉強のできる学生を採用するのでしょう。
学生時代に勉強がよくできた社員は、一人の優秀な担当者として成功しやすいといえるでしょう。
≪続く≫
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株式会社メッツ・コンサルティング 代表取締役 新井 陽二