上司は「不正をしろ!」とは言わないが・・・

  上司は「不正をしろ!」とは、言わないが、「何とかしろ!」とは言う。

 あなたがマネジャーなら、どうするだろうか。「何とか」の中に、不正の選択肢はない。あなたが不正しかないと思った時は、仕事を休む時だ。(正常な判断ができない状態だから。)不正が発覚し、処分されたらまともなキャリアは歩めない。

 上司からの信頼を得られないで出世の道が閉ざされてもこれまでのキャリアは、別の道で活かすことができる。一時期、仕事を離れても転職しても職場復帰はできる。しかし、不正をすればキャリアの全てが否定される。あなた自身が否定される。

 不正をせずに「何とか」できる人は、やっぱり力のある人だ。最後は帳尻を合わせるのがマネジメントだし、何とかやり遂げるのが仕事だ。“そんなの無理だ。”、“不可能だ。”と決めつける前に最善の策を考えて、全力で行動しよう。

 上司から、「何とかする力」があるか、試されているとも言える。

 いざという時に「何とか」できる人は、用心深く先を予測しながら準備をしている人だろう。「もし、こんなことが起きたらどうするか。」、「上司から、こんなこと言われたらどうするか。」目先のことだけを考えていると、不測の事態に対応できない。

 日頃から人に「貸し」を作っておいて、いざとなったら返してもらおう。社内でも社外でも協力者を作っておいて備えよう。これはキャリアのリスクマネジメントだ。(人を頼る力も、自分の力だ。)

 “人脈づくり”に熱心な人は多いが、その人脈は使っているのだろうか。

カテゴリー: お知らせ   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください