現在、9月21日(火)。上期の実績は、ほぼ確定しているでしょう。下期の体制は固まっていますか?
下期の目標は上期ショート分上乗せで+α。職場の体制(部下の数)は現状維持、または削減と仮定します。
つまり、下期は上期より厳しい状況です。上期目標達成の職場でも、安心できません。「有事」ですから、下期にどのような変化が起こるかわかりません。
下期目標達成のために、次の方法を検討しましょう。
【第三回】業務を改善、改革すれば、目標は達成できる。
業務の改善と改革です。下期の体制が縮小しても、「業務」を見直すことで目標達成できます。体制が現状維持でも、「業務」を見直すことで、上期より多くの業務を処理できるので目標達成できます。
●「仕事の改善・改革」とは、業務を効率化し、生産性を向上させることで目標を達成する方法です。
「改善」と「改革」とは、現状の業務を「変える」という点では同じです。「改善」とは、既存の業務を創意工夫によって、もっとよい業務に変える取組みです。
「改革」とは、業務全体を根底から見直して新しい仕組みに変える取組みです。見直しによって、業務を削減することも含みます。
「改善」と「改革」では、「変える」範囲や規模、時間、体制への影響、目標に対する成果などが違います。
「改革」は、多くの関係者との交渉や説得が必要になりますが、大きな成果が見込めます。
●「業務改善」による成果。
限られた部下で目標を達成するために、現状の業務効率を上げて生産性を高めましょう。
例えば、5名分の業務を3人で処理するには、どうしたらよいでしょうか?または、5名で7名分の業務を処理するには、どうしたらよいでしょうか?
例えば、2名分の業務を3名の残業で補う方法は、創意工夫ではありません。「働き方改革」、残業代の支出、モチベーションの観点からも問題があります。
管理者であるあなたが、2名分の業務を担当する方法も、お勧めできません。それは、一時的な緊急時の対策としては有効ですが、ルーティン化することはできません。
職場の責任者であるあなたには、職場内の業務を改善する(変える)権限が与えられています。
次回は、「業務改善」の方法について。
《続く》
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