「新人指導員制度」には、さまざまなメリットがある。
(1)新人は、身近な先輩社員からマンツーマン指導を受けることで早く職場になじみ仕事を覚えることができる。
(2)先輩社員は、新人指導を通して自分の役割を自覚し、指導力が向上するとともに新人から感謝されモチベーションが高まる。更に上司から評価され処遇が改善され、ロイヤリティーが高まる。
(4)会社(人事部門)は、新人の定着率が高まり、現場(OJT)で人材育成することができる。新人研修費用を抑えることができる。
(5)中堅社員は、新人指導によって先輩社員としての責任感が芽生え、社内の人たちと人間関係や信頼関係をつくることができる。その結果、現状の満足度が向上し、退職する気持ちがなくなる。
(6)制度として継続させることにより多くの新人指導経験者が増え、指導を受けた新人が新人指導員となっていくことで、「人を育てる文化」ができる。
≪続く≫