『あなたには、時間管理(もっと、上手な時間の使い方)が必要ですか?』
時間管理をしていない人はいない。誰もが時間の経過を見ながら生活しているし、仕事をしている。(時間管理のうまい、へたはある。)あえて、これから「時間管理」を始めようということは、それなりの理由があるはずだ。
そもそもセルフマネジメントには、「抑制」と「管理」が必要なので、「時間管理」にも同様の努力が必要だ。要は、それなりの「動機づけ」が必要ということだ。
何のために「時間管理」をするのか、目的を明確にすることで「時間管理」に本気になれる。
①残業を減らしたい。(定時で帰りたい。)
②仕事量が増えたので、効率的に仕事をしたい。
③プライベートの時間をつくりたい。(勉強時間・趣味の時間・家族との時間、人脈づくり、など)
目的を確認したら改めて「時間管理」の現状を点検する。1日、1週間、1か月単位で、遅刻、残業時間、業務計画の進捗、納期管理、目標達成率などから時間管理の満足度を評価する。
「時間管理」の現状が分かれば、改めて問題意識が高まる。(これでは、ダメだ!)そして、原因(これが理由だ!)を分析することで、課題が明確になる。
その課題が解決された姿、望ましい時間管理の姿=目標を設定する。そして課題解決のための自分に合った「時間管理」の方法を検討することができる。
この問題解決のステップを踏まないと、場当たり的なハウツウの活用に終わり、思ったほどの成果が出ない。