『一人でやろうとするな!』
個人の時間管理には、限界がある。意識を高めても技術を使っても、「できない」「間に合わない」ことはある。あなたなら、どうしますか?
「ムリです。」「できません。」と言いますか。非正規社員なら、それも許されるでしょう。限られた時間で限られた業務を限られた賃金の範囲で契約をして仕事をしているから仕方ありません。(断れないという現実はあるかも知れません。)
フリーランスなら、「言った」瞬間に仕事を失います。
正社員なら、「何とか」しましょう。長く会社で働き、信頼を高めたいなら、自分の努力だけで仕事をする限界を知り、他者との協働で「何とかする」ことを実践しましょう。
「お互いに業務を依頼して、手伝ってもらう。」
簡単な方法のようだが、誰しも担当業務をもっているので「手伝ってくれる協力者」をつくることは実際には簡単ではない。(ライバル関係があるかも知れない)人間関係、信頼関係を前提として、お互いの業務内容や業務量、繁忙期などを共有しておかないとうまくいかない。
職場の人間関係で「貸し借り」は必要だ。周囲の人の協力を得られない者は評価されない。自分の力量以上の仕事ができないと実績も上げられない。結果、責任者にはなれない。
時間管理は、「断る」のではなく「何とか」する。あなたには、何人の協力者がいますか?