今日のタイム・マネジメント 【7日目】技術編

『複数の業務は、一覧表を作成し、一括管理する!』

 複数の業務を同時に進めている担当者、部下に業務を割り当てている管理者、複数の業者を管理しているプロジェクト・リーダーには、より慎重なタイムマネジメントが必要だ。

 その場合、複数の業務のスケジュール管理は、一覧表をつくり一目で見えるようにしておく。横軸に日付・曜日を書き、縦軸に業務項目、内容、関係者を書き、期間を線で引き、納期を記入する。

 状況が変われば変更が必要だが、納期はできるだけ変えないように期間内で調整する。時間管理には、ツールの活用も効果的だ。手帳や帳票を活用し状況をできるだけ「見える化」すると管理が容易になる。

『整理整頓は、時間管理の基本!』

 前回、手帳を無くしたら大変だ、と書いた。仕事は道具や資料を使う。必要な時に必要なものを直ぐに用意できなければ、時間のムダになる。探している時間がムダだ。紛失したら仕事は中断だ。

 だから、日々の整理整頓は時間管理の前提だ。机の上、引き出しの中、キャビネットの中、そしてパソコンの中は、整理されているか。どこに何があるか、把握しているか。

 子供の教育では「整理整頓」は必須項目だが、意外と大人になっても苦手な人が多い。書類を山積みにして、“自分は、どこに何があるか、わかっている”と言うが、仕事では通用しない。他者の協力が得られないし、仕事には引継ぎだってあるのだ。

 職場の仕事は、メンバーで共有しておくことが望ましいので、迷惑を掛けないようにしよう。

 それでは、お盆の期間少し余裕があったら机やパソコンの中を「整理整頓」してみよう。何かいいものが出てくるかも知れない。

 

 

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