「継続は力なり」と言うが、自分を変えたければ「新しいことを始める」ことと「始めたことを続ける」ことが大事だ。
続ければ習慣になるので「当たり前」になる。「当たり前」になったら、もう苦痛ではないし、それだけで「過去の自分」とは違う。
通勤途中で今日の一日をイメージしよう。午前中にやること、午後にやること。退勤時間までの予定を決めよう。そして退勤してからの「お楽しみ」をイメージしよう。
通勤途中、駅まで歩いている間に、電車の中で、マイカーの中で考える。余裕があったらその時点でメモをする。
(リモート・ワークの人は、ちょっと工夫が必要だね。軽くウォーキングでもしてみようか。)
出社してデスクに座ったら、頭で整理しておいた今日のスケジュールを、直ぐに箇条書きでメモに書く。自分で納得したら、手帳に清書する。
(手帳に何度も書き直しをするのが嫌な人は、メモを多用して、間違ったらどんどん千切って捨てよう。メモ用紙はそういう使い方をする紙切れなのだ)
メモを折りたたんでおいて、用件が済んだらその都度、項目に線を引いて消す。線で消す作業で、「達成感」が味わえる。気持ちがリセットする。デジタルでは難しい。今日の残りの仕事が一目瞭然なのでモチベーションも上がる。
メモの箇条書きがすべて線で消せたら1日の終わり。「自分は、やるべきことをやった」と自分をほめよう。
メモを見ながら「今日の振り返り」をして手帳に清書して、メモは破ろう。「メモを破る」作業が、「今日の仕事は、もう終わり!」と気持ちを切り替えるきっかけとなる。
「紙を破る」って、ちょっと乱暴な感じがするので慎重になる。本当に破っていいのか。それだけ、「振り返り」が真剣になる。やってみて。
そうしたら、もうプライベートの時間なので自分を仕事から解放してあげよう。