営業の仕事には、様々な要素が求められます。しかし、全ての要素を備えて営業を始める人はいません。実績をつくるための知識や技術は、全て営業を始めてから身につけることができます。
営業人材には、これまでの生活で身につけてきた考え方や気持ち、性格的な要素が問われます。次のような人は営業の仕事に向いている人と言えます。
●重要なことに貢献したいと思っている人
●何かを成しとげることに喜びを感じる人
●人に興味をもち、人に会うことを苦にしない人
●実績で評価してほしいと思っている人
●自分の力で、結果を出したい人
●我慢ができる人
営業は、自分ひとりの努力で完結する仕事ではありません。正解が最初から決まっているものでもなく、うまくいかなかった理由もよくわかりません。迷いながらも前に進むしかありません。強いメンタリティ(精神力)が重要です。 “やってやろう”というチャレンジ精神や、“実績を上げるまで、頑張ろう”という粘り強さ、“どうしたら、信用を得られるか”と考える創造力などが必要です。
今は、自分には向いていないと思っていても経験を積むことで考え方が変わったり、学習によってできるようになることもあるので、向き不向きはあまり深刻に考えることはありません。