多様化する新人研修プログラムの一例

皆さん、新入社員の早期戦力化は、どのようにお考えですか?

“ゆとり世代”と言われる新人の育成と、職場の少人数化における業績向上は、大きな経営課題です。新入社員が、1日でも早く職場の戦力になれば、2つの課題は、同時に解決されます。そう考えると、昨今の手厚い新人教育は納得できます。

 当然、これまでの新人研修の繰り返しや、パッケージ・プログラムを買い付けるのではなく、カスタマイズ・プログラムの設計が必要となります。そこで、METS-cの今年度の実施済みプログラムを一部、ご紹介します。

 数社のコンペから選ばれた弊社のご提案の最大の特徴は、年間3回に及ぶ新人研修の2回目(8月)に、新人指導員を参加させ、新人と合同演習を行う点にあります。

 新人指導員を決めて1年間のOJTを制度化する手法は、知られていますが、新人指導員研修と新人研修を同日に開催し、新人と指導員の合同演習を行うプログラムは、例がありません。

 午前中は、指導員が“OJTの準備“を、新人は“指導の受け方の準備”を、別室で行います。午後は、同じ教室に集合し、コミュニケーションの注意点について学んだ後、新人は、担当する業務の目的、成果、業務遂行に必要な知識・技能・態度について、指導員から教わります。新人は積極的に質問し、指導員はわかりやすく説明をします。

 このプログラムによって、OJTの準備と指導員との効果的な接し方を同時に学べて、お互いの信頼関係の構築と“絆”を結ぶことができるのです。もちろん実務を扱うので、OJTの効果は上がります。

 結果は、大いに盛り上がった、リアルな研修となりました。きっと職場に戻っても、よい関係で指導が継続され、これまでよりも新人は、早期戦力化されることでしょう。プログラムの詳細についてご興味のある方は、メールにてご連絡ください。以上

 

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