研修のおもしろさは、受講生との一体感にある。
研修にはいろんなテーマがあり、やり方がある。研修会社のプログラムや講師によっても違う。研修担当者や受講生にしても研修に関わる機会は、そんなに多くないので研修に対して、固定概念をもっているかも知れない。
(研修って、こんなもんでしょう!)
講師にしたって、経験が少なかったり、自分が学んできたプログラムや先輩講師の研修がワンパターンのパッケージなら多くを知っているとは言えない。
多くの講師は、自分の研修がベストだと思い込んでいるから意外と、他のプログラムはよく知らない。(結構、閉鎖的な業界なのだ)
ほとんどの研修で共通してるのは、受講生とのふれあいがある点だ。講師は受講生の表情を確認しながら講義を進めていく。受講生の討議の様子を間近で観察しながら、教育の効果を確認し時に介入する。
研修が進むにつれ、受講生は講師を認め、信頼し、一体感を感じるようになる。研修の進行は、プログラムやツール(教材)、講師のファシリテーションなどさまざまなノウハウがあるが、一体感を感じる研修は、受講生にとっても講師にとってもおもしろく有意義なものだ。