この時期、全国で新入社員研修がおこなわれている。新入社員に主体性を求める企業は多い。自ら進んで学び、仕事を進める姿勢は新入社員研修の目標でもある。
ビジネス・マナーは、新人研修の必須項目だ。研修目標と学習項目からプログラムを設計すると、主体的にビジネス・マナーを学べるプログラムが、よい研修と言える。
ビジネス・マナー研修は多種あるが、講師が「教える」ことを目的とすると、新人は「教わる」ことになり「受け身」になる。新人が「やる」ことを目的とすると「自ら学ぶ」ことになる。
また、ビジネス・マナーを各論で学んでも実践では役に立たない。実務では時間の流れの中で様々なビジネス・マナーを連続してできなければならない。
そんな実践的なビジネス・マナー・プログラムには、「ビジネス・マナー・コンテスト」が効果的だ。何を「やる」かと言うと、設定された状況で自分たちで考えたシナリオを舞台で演じるビジネス・マナー劇をやる。
≪続く≫