大事な人と電話で話してみましたか?アポイントは、とれましたか?
あなたから電話を掛けたことで、わかり合えたり、誤解が解けたり、物事が進んだり、会うことができたなら、よかったですね。
この小さなきっかけが大きな変化の始まりかも知れません。たかが電話を一本掛けただけと思うでしょうが、大事なことは、「あなた自身が変化を起こした」という事実です。
さて、ここからが本題ですが、電話を掛けたものの満足する結果を得られなかった人。たぶん、あまり深く考えないで何となく電話をしたのではないですか?
電話が繋がると、もう話すしかありません。相手は受け手ですから準備をして待っているわけではありません。電話は掛け手に主導権があるわけです。
あなたがしっかり準備しなければ「ぐだぐだ」なやりとりのうちに電話を切ることになります。
「何で、電話を掛けてきたのだろう?」「何の用があるのだろう?」
相手が思うのは当然で、電話を掛ける目的と成果を明確にしなければ満足する結果は得られません。何となく電話を掛けて、出たとこ勝負ではよい結果は得られません。あなたの印象は悪くなってしまいますし、お互いに不満が残ります。
要は、「考える」ことが、とても重要です。
電話の目的を達成するために、与えられる通話時間を想定し、声色、声の大きさ、活舌、声の調子、速度、言葉使い、聴き方、話す内容、話す順番、質問項目などを決めておきましょう。
そして、通話を通して相手の様子を伺います。今は、忙しいのか、どれくらい話せるのか、気分はいいのか悪いのか。「計画」通りの会話を続けていいのか。相手の状況を察知・確認することにより「計画変更」の必要があるのか。
シナリオを準備することで、計画を進めやすくなります。情報を聞き出すことも、有利な回答を得ることも、相手を説得することもできます。
《技術を悪用してはいけません(笑)》
テレワークが続く以上、Face to Faceのコミュニケーションはまだまだ難しいかも知れません。テレ・コミュニケーションのスキルは、今まで以上に必要になるかも知れませんね。
待っているだけでは、何も変わらない。自分から動いたら、「何か」が変わる。よく考えて、やってみて、失敗したら、また考えて、うまくいくまで続けよう。