〇その1 先輩営業から学ぶ方法【職場内教育】
もっとも効果的な学習方法は、経験者から直接指導を受けることです。職場には、経験のある先輩営業がいます。先輩営業から職場で指導を受けることを職場内教育(OJT:オージェイティ)といいます。
先輩営業にも自分の「営業活動」があるので迷惑を掛けない範囲で自分から指導をお願いします。先輩は会社から「新人指導」を命じられている場合もありますが、あなたの学ぶ姿勢や教わるときの態度でOJTの成果は大きく変わります。
会社では(学校と違って)「教えてくれるのが当たり前」ではありません。OJTで教わることは「経験者の知恵」と「実践で必要な対応力」です。
パンフレットや資料などに書いてある「知識」をわざわざ聞くのは先輩の時間をムダにします。「こんな時は、どんな準備が必要ですか?」「こんな時は、どう対応されましたか?」「私はこうしようと思いますが、先輩はどう思いますか?」といった 経験や意見を聞くことが効果的です。
≪続く≫ 営業の教科書【初級編】より