話を聞いてもらえるようであれば、扱っている商品やサービスを紹介しましょう。お客さまには「商品・サービス」を正しく理解していただいたうえで契約してもらいます。
商品紹介でお客さまの購買欲求(買いたいという気持ち)は大きく変わりますので最も気をつかう場面です。
「説得営業」では、お客さまの購買欲求を高めるために「セールス・トーク(売り込み)」を使いますが「お伺い営業」では、まず「商品紹介」の知識と技術を習得しましょう。
商品紹介の基本は「間違い」や「嘘(うそ)」をいってはいけない、ということです。正しい商品紹介とは商品の「特長」を伝えることです。「特長」はどんな営業が話しても同じ内容です。
「特長」とは、例えば、商品名、商品の成分や形、大きさ、重さなどです。また性能など証拠やデータで証明できる内容です。サービスであれば契約条件や規則など書面で確認できる内容です。
商品知識は、できるだけ早く多くの正しい知識を身につけます。
「お伺い営業」の段階で「正しい知識」を覚えます。また、商品やサービスの好きなところを見つけましょう。売り手の商品に対する「気持ち」はお客さまの心を動かします。
あなたの「気持ち」は間違いや嘘ではありません。自分自身が扱っている商品を好きであれば、お客さまにも「本気」でおすすめできるでしょう。
《続く》