先週のマーケティング研修では、みんなで「プロモーション戦略」を考えた。
研修は、ケースメソッド方式を採用した。建設・住宅業界の有名企業を扱った、総合宣伝部のマーケティング戦略のケースだ。
マーケティングの基礎知識、理論、手法を講義と実習で学び、最後に「プロモーション戦略」としてTVCMを考えた。TVCMは、15秒の短い時間でマーケティングの要素が凝縮されている。
最初にクライアント企業が作成、放映したTVCMを視聴する。このCMは、①誰に②何を訴求しているのか、ディスカッションする。各グループが発表した。
その後、グループでTVCMを考えた。
①なぜ(使命)②誰に(ターゲット)③何のために(ニーズ)④何を(商品・サービス)⑤どこまで(成果目標)⑥どのように(シナリオ・キャスト・場面・音楽など)伝えるか、考える。
ホワイトボードにコマ割りをして絵コンテを描き、代表者が発表した。
マーケティング研修は、統計や理論に終始するか、商品、サービスの事例の情報提供に偏るプログラムが多い。今回のプログラムは、シナリオを考える人、キャスティングを考える人、音楽を考える人、絵を描く人、それぞれが協力して盛り上がった。
こんな研修プログラムだってあるのだ。