※本文は、日本経済新聞“活かす企業人”を参考にさせて頂いています。不都合がございましたら、速やかに削除しますので、お手数ですが、ご連絡ください。
【ローソン】ローソンの採用のキーワードは「ダイバーシティ(多様性)」です。(中略)業界を取り巻く環境や顧客ニーズは急速に多様化しています。これに対して、男性・女性や文系・理系、日本人・外国人など、バラエティに富んだ人材を採用し、活かしていくことが重要だと考えています。
環境変化を前提とした経営戦略を実現するための人材(採用)戦略の実行です。「ダイバーシティ(多様性)」の最大のメリットは、会議(M)にあります。様々な考えをもった参加者による活性化された会議は、創造性に優れ、問題解決を推進します。
しかし、「ダイバーシティ(多様性)」にはデメリットもあります。“会議がまとまらない”という事態に陥ることです。多様性が推奨されれば、自己主張が強まり、意思決定に不満をもつ参加者も現れるでしょう。自由と統制のバランスを取ることは簡単ではありません。
組織の多様性は、様々な人々を組織に取り入れるだけでは、うまくいきません。人々の多様性を活かす組織開発が必要です。
メリットを最大限に活かすには、“ファシリテーター”の存在が不可欠です。よい会議を行い、よい意思決定をするには、“会議を促進する者”の“ファシリテーション・スキル“が重要です。職場の管理者は、多様化する部下に対して、どのようにリーダーシップを発揮すればよいのでしょうか。(E)
よい会議(M)を行うには、会議のルール・仕組み(S)を作り、会議の道具(T)である、会議マニュアル、ガイドライン、議事録、W.B、情報を発散・収束させるフレームなどなどを、作成し、活用することが効果的です。また、参加者の多様性を最大限に活かすファシリテーターの養成と参加者のコミュニケーション・スキル(E)を高める必要があります。
「ダイバーシティ(多様性)」を最大限に活かして、よい会議を行い、成果を上げるには、“何となく、会議をやる”のではなく、S-T-EをシナジーさせるMETS consultingが効果的です。